吉川広家公没後400年記念 開館30周年記念展 第一章広家誕生
2025年4月19日 ~ 2025年8月31日

令和7年(2025)は、岩国初代藩主吉川広家公没後400年の節目となり、このことを記念して広家公の生涯を年3回にわけて開催します。
広家公は、永禄4年(1561)11月1日、日山城主(現在の広島県北広島町)・吉川元春公の三男として誕生しました。(母は熊谷信直の娘) 幼名を才寿丸、家督前は、経言(つねのぶ)と称しました。広家公の生きた時代は戦国時代で、吉川氏は毛利両川体制下のもとで毛利氏を支える立場でした。父より「元就の孫 元春の子として恥ずかしくないように」との教えをうけて育ち、これが広家公の行動の規範となっていきました。人生を大きくかえた転機は、天正14年(1586)から2年間、豊臣秀吉の九州平定への参戦中に父元春公と兄元長公を相次いで亡くし、元長公が、実子がいないために家督を相続したことです。
今回の展示には家督相続以前である誕生から家督相続までの26年間の人生を紹介します。
0704hiroie-ura※展示目録については後ほどご案内いたします。