展示中の「勝軍地蔵尊像」をご紹介します。
兜を被り左手に蓮葉形杖を持つこの像は、かつては毛利元就が所用していたもので、孫である吉川広家が遺品として受け取り、12才から60才を過ぎるまで、戦場や旅行の際は必ず持参し、大切にしてきたものです。高さは6.5cmと小さな物ですが、実に精巧に出来ており、地蔵像の表情はとても可愛らしいです。
〇勝軍地蔵尊像〇
〇地蔵尊像をズームした写真〇
花菖蒲が見頃を迎えています。菖蒲園からふと目を上げると、吉川史料館があります。どうぞご休憩でも結構です。お寄りくださいね。
史料館前の花菖蒲園 毎朝、係の方々が終わった花を一つ